お知らせ

Information
爺さんとふたり』 第19話 「要介護5」

爺さんとふたり』 第19話 「要介護5」

2025/10/01

まだ夏日は時々ありますが、やっと秋が到来しましたね。
スポーツや食欲、読書の秋とは言いますが、この寒暖差に少なからず体調に不調をきたしている方もいらっしゃるかと思います。身体を冷やしすぎず、食べて・寝て・遊ぶ。
どうかご自愛くださいませ。

さて、前回は危篤状態から奇跡の復活を遂げた爺さん。喜びもつかの間、病院から突如突き付けられた「即退院宣言」。寝たきりの爺さんの介護をする準備が整っていなかった為、てんやわんやの私。まずは介護保険やサービスを利用するために必要な「介護認定」を申請するお話でした。

本日は、

『爺さんとふたり』 第19話 「要介護5」

をお送りいたします。

いかがでしたでしょうか。

「要介護5」ともなれば入所できる場所があるはず…!と考えていた私にとって、この事態は予想外でした。
爺さんに合った施設を吟味するどころか、入所の申し込みが出来るかも怪しい。でも、私がなんとか動かないと退院後の居場所も、適切な介護も受けられない。
本当に切羽詰まった状況なのです。

次回は 10月15日(水)  第20話「退院後の居場所」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第18話 「介護認定申請」

『爺さんとふたり』 第18話 「介護認定申請」

2025/09/01

夏休みも終わり、秋の訪れを感じ始め…られないほど暑いですね。
人間でも参ってしまう連日の残暑に、秋の草花たちと再び無事に会えるのか少々不安になってきます。

さて、前回は驚異の回復力により蘇った爺さん。喜びもつかの間、医師からの唐突な「退院勧告」。主人公・私は「介護認定」という壁にぶつかり焦りまくっておりました。

本日は、

『爺さんとふたり』 第18話 「介護認定申請」

をお送りいたします。


いかがでしたでしょうか。

医師からの「退院勧告」を受けた爺さんは「寝たきり老人」。生活のすべてを介助してもらわなければならないのだが…介護認定がまだだった!
申請までは済ませていたので手続きはスムーズだったが、施設探しが前途多難の予感…
私の希望と爺さんの現状に合致した施設は見つかるのでしょうか…

次回は 10月1日(水)  第19話「要介護5」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第17話 「突然の退院勧告」

『爺さんとふたり』 第17話 「突然の退院勧告」

2025/08/15

今年もお盆の季節ですね。
朝用意した切り花も、夕方にはしんなりしてしまうほど室内も暑い。
夕立ちなどを当てにせず、適切に冷房を使用して快適に安全にお過ごしください。

さて、前回は人工呼吸器を不要とした爺さんの回復力に驚きつつ、今後の誤嚥性肺炎の防止策として施術した「胃ろう」によって、更に回復力を増し髪や肌に艶が出るというもはや健康体一歩手前になったのでは…と私と妹は喜んでいたのですが…

本日は、

『爺さんとふたり』 第17話 「突然の退院勧告」

をお送りいたします。

いかがでしたでしょうか。

まさかこうもあっさりと「退院」を言い渡されるとは夢にも思わず。慌てふためく私。だって爺さんの「介護認定」の申請がまだだったから…
魔物のような回復力を見せても、爺さんの「寝たきり」「生活全介助」「胃ろう」は私に容赦のない現実を突き付けてくるのであった。

次回は 9月1日(月)  第18話「介護認定申請」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第16話 「奇跡の回復」

『爺さんとふたり』 第16話 「奇跡の回復」

2025/08/01

ほぼ毎日最高気温の更新していますね。
繰り返しになりますが、熱中症対策をしっかりし、水分塩分の補給、エアコンの適切な仕様を心掛け、元気に夏を乗り切りましょう!

台風や津波、地震などの自然災害にも対策を万全にしたいですね。

さて、前回は人工呼吸器に繋がれた爺さんの姿に「もう二度と爺さんの言葉を聞くことは無いのだろう」と落胆していた矢先。まさかの肺の機能が回復!外すことは難しいとされていた人工呼吸器が外されたのです!
蘇った爺さんは開口一番に「税金は?」と私に聞いてきて…復活は嬉しいのですがあまりの回復ぶりに私は思わず「魔物?か…」と呟いたのです。

本日は、

『爺さんとふたり』 第16話 「奇跡の回復」

をお送りいたします。



いかがでしたでしょうか。

肺炎完治から人工呼吸器を外した後、次の問題として挙がったのは「食事」のことでした。誤嚥しては肺炎に逆戻りの可能性が高いため、爺さんは「胃ろう」を医師に勧められそれを実行。栄養を摂取できるようになってからの爺さんの回復ぶりたるや目を見張るものでした。順調に回復しつつあった爺さんにまたも問題が起ころうとは…

次回は 8月15日(金)  第17話「突然の退院勧告」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第15話 「魔物?か…」

『爺さんとふたり』 第15話 「魔物?か…」

2025/07/15

噂によると…まだ梅雨は明けていないとか。
そして台風が接近しているとかで、防災セットを確認する頻度が上がっている頃かと思います。
湿気で思考が鈍りますが、頑張りましょう。

さて、前回は人工呼吸器を装着した爺さんのお話でした。
装着した初日は不安からくる緊張感で眠れなかった夜。そして、もう長くないだろう、と思った友人や親戚たちがお見舞いに来る日々。いつその日が来るのか…と考えていた私だった。

さて本日は、

『爺さんとふたり』 第15話 「魔物?か…」

をお送りいたします。

いかがでしたでしょうか。

ある日突然人工呼吸器が外されていてビックリ。聞けば「肺の状態が回復した」とのこと。そこから、本当に生死の境を彷徨っていたのか?と疑いたくなるほどの回復力。久し振りの会話が「税金は?」というのがまたビックリ!流石、爺さん。と言わざるを得ない。

次回は 8月1日(金)  第16話「奇跡の回復」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第14話 「器械に生かされる毎日」

『爺さんとふたり』 第14話 「器械に生かされる毎日」

2025/07/01

梅雨は明けてしまったのか…?
夏本番を前に猛暑日が続いておりますが、皆様は熱中症・脱水症状の対策は万全でしょうか。
水分・塩分補給も大事ですが、日々の食事や睡眠も十分に摂ってこの夏を乗り切りましょう。

前回は、誤嚥性肺炎による呼吸困難に陥り、先生に治療をお願いしたところ『人工呼吸器の装着』を提案される。しかし問題がある。それは『一度着けると簡単には外せなくなる』ということだった。主人公の私は長年取材してきた終末医療の知識と爺さんの『なるべく長生きしたい』という希望をもとに、『人工呼吸器の装着』という決断をするのだった…

さて本日は、

『爺さんとふたり』 第14話 「器械に生かされる毎日」

をお送りいたします。

 

いかがでしたでしょうか。

呼吸が出来ない、という危機を『人工呼吸器を装着』することで生きている爺さん。この光景を私と妹で見守るも、「もう長くないだろう」と察した親戚や知人が見舞いに来てくれる日々。私も、いつその日が来てもいいよう覚悟しなければ。そう思っていたのに…

次回は 7月15日(火)  第15話「魔物?か…」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

『爺さんとふたり』 第13話 「人工呼吸器につながれて」

『爺さんとふたり』 第13話 「人工呼吸器につながれて」

2025/06/15

6月10日に関東も梅雨入りしまして、昨年より11日早いそうです。
とうとう湿気との戦いが始まりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

前回は、大腿骨骨折をもっと大きな病院で診てもらおうと転院し、そこでの診断結果が「何もしない」という現状維持。整形外科から内科へ移動しそこでほぼ寝たきりの生活を送っていた矢先、今度は食事が気管へながれ肺に入ったことで「誤嚥性肺炎」を起こしてしまいました。またも命の危機が迫ったのでした。

本日は、

『爺さんとふたり』 第13話 「人工呼吸器につながれて」

をお送りいたします。



 

いかがでしたでしょうか。

命の危機にさらされ続ける爺さん。いくら予備知識や取材で経験談を聞いていても、いざ目の前で身内がその時を迎えると、どうしていいのかわからなくなります。
何が正しいのか。本人の意思は。今後の介護や入院費は…。
走馬灯のように流れますが、決断しなければなりません。

次回は 7月1日(日)  第14話「器械に生かされる毎日」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む

絵本『みえなくなった ちょうこくか』に曲が付きました。

絵本『みえなくなった ちょうこくか』に曲が付きました。

2025/06/11

この度、絵本『みえなくなった ちょうこくか』に曲が付きました。
ジャンルはピアノバラードです。
絵本の文を歌詞に直し、それを曲にしました。
ピアノの洗練された静かな音楽に、女性ボーカルの透明感のある歌声が、耳に 心に 響きます。

是非一度聞いてみてください。

あなたの「みえる」ってなんですか?

みえなくなった ちょうこくか (ピアノバラード) :YouTube




歌詞は、下へスクロールしますとご覧頂けます。





みえなくなった ちょうこくか (ピアノバラード) 歌詞
 The Blind Sculptor © 著作表記
作詞:立木寛子
作曲/イメージ/ビデオ:Thomas Gantz (ASCAP) / Gantaro Music 2025 All Rights Reserved.

みる、ってなんだろう
みえる、ってなに?

いま あたしのめのまえはひかりがあるだけ
みる、って みえるってなに?

木のちょうこくをしていたあたし
ちょうこくかが あたし
じゅうねん にじゅうねん 木をほっていたあたし
でも
だんだん だんだん せかいがくらくなってきた
じぶんのせかいが うすくなってきた
そして あるあさ めのまえはひかりだけになった

あたしは 木をてばなした
ほるどうぐを たなにしまった

木はほれなくなった けれどあたしはあたし
みえなくなった けれどあたしはあたし
あたしはちょうこくか
せかいにあふれる たましいを
あたしの手で かたちにしたい

みえていたときのかたち
みえなくなってからのかたち
どちらも おなじ
どちらも あたし
みえなくても みえるんだよ
こころで みているよ

ねえ
みる、ってなんだろう
みえる、ってどんなこと?

あたしは みえなくなった ちょうこくか

みる、ってなんだろう
みえる、ってなに?

いま あたしのめのまえはひかりがあるだけ
みる、って みえる、ってなに?

木のちょうこくをしていたあたし
このときまでは すべてがみえていた
山も海も
木も花も
犬も猫も
お母さんの顔も お父さんの手も こどものえがおも
たいせつなひとのなみだも
みんな みんな みえていた
でも
あるあさ めのまえは ひかりだけになった

みえなくなったあたし
だけど
だれかのてだすけがあれば
いままでどおり あるくことができる
だから
かわいそうだと おもわないで

木をほっていたあたし
ねんどで 好きなかたちをつくるようになったあたし
つくりおわったきもちは おなじ
つくりたくなるきもちも おなじ
たましいは おなじ

ねえ
みる、ってなんだろう
みえる、ってどんなこと?

あたしは みえなくなった ちょうこくか 

もっと読む

谷川俊太郎さんの「お別れの会」

谷川俊太郎さんの「お別れの会」

2025/05/19

昨年11月に亡くなった詩人の谷川俊太郎さんの「お別れの会」が5月12日東京都内で行われました。

 

 

弊社刊・詩画集『かべとじめん』は谷川さん最晩年の作品となりました。この
日は弊社編集者・富澤隆夫が参加、谷川さんと縁のある約560人の方々と別れを惜
しみました。

 

「お別れの会」は谷川さんと親しかった方々による心温まるスピーチ、谷川さんのご家
族によるお話や詩の朗読など詩人・谷川俊太郎を送るにふさわしいひとときでした。


詩画集『かべとじめん』は弊社の宝物となりました。記念品の「別れの詩集」も素敵です。ご冥福をお祈りいたします。

もっと読む

『爺さんとふたり』 第12話 「誤嚥性肺炎」

『爺さんとふたり』 第12話 「誤嚥性肺炎」

2025/05/15

立夏を迎えてますます山や野原、畑には草木が生い茂り空にはつばめが舞う賑やかな季節になって参りました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

前回は、転倒して骨折した左足大腿骨をどのように治療するのが良いか…と医師と相談していたら、まさかの「いつ亡くなってもおかしくない状態」宣言を受け、私はますます混乱し悩んでおります…

本日は、

『爺さんとふたり』 第12話 「誤嚥性肺炎」

をお送りいたします。

いかがでしたでしょうか。

日々忙しく生活していると2か月はあっという間だなあと、思うのですが…

爺さんにとっての2か月は、生死の境を綱渡り状態で渡っているかのような毎日だった。

自宅で転んだと思ったら転げ落ちるようにあっという間に危篤状態になってしまったのです。

次回は 6月15日(日)  第13話「人工呼吸器につながれて」午前10時頃 更新予定です。

次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!

もっと読む