『爺さんとふたり』第28話 ピカピカの寝たきり老人
順調に満開になりつつある白梅の花を見たかと思えば、春の陽気を通り越した夏日とスギ花粉を大量に運んでくる強風。これでは服装も鼻も追いつきません。
さて、前回は…
入院生活半年以上を経て、住宅型有料老人ホームへ入所する日を迎えました。
爺さんは当初、硬い表情をしていましたが、個室を自室のような雰囲気に仕上げたころには口数も増え、表情も柔らかくなっていました。
私はというと、部屋作りのあとに押し寄せてきたホームのスタッフやケアマネージャーとの打ち合わせ、O医師の往診の対応などに疲れ果てていました。
爺さんをホームに残し、帰路についた私は「何とか、ここでうまくいきますように…」と平穏な日々の訪れを願わずにはいられませんでした。
本日は、
『爺さんとふたり』 第28話「ピカピカの寝たきり老人」
をお送りいたします。



いかがでしたでしょうか。
治療が中心の病院から介護が中心の自宅近くにある有料老人ホームに落ち着いた爺さん。ホームでのケアのひとつである訪問入浴が優れモノで、爺さんは全身をキレイさっぱり、お肌もツヤツヤ。頬にほんのり赤みが差したピカピカの寝たきり老人になりました。
その他、二週間に一度の往診や、床ずれ防止エアマットに車いすレンタルなど、充実したケアのおかげで爺さんの体調は目に見えて良くなっていきました。
しかし、体調の回復と共に爺さんの要求はエスカレート。施設内でいろいろと問題が出てきてしまったのでした。
次回は 2026年3月15日(日) 第29話「コール魔」午前10時頃 更新予定です。





















