見えない人、見えにくい人、見える人、その誰もが楽しめる本を多くの人に届けたい―これがメノキ書房の願いです。障害の有無にかかわらず誰でもが読書を楽しめる、そんな社会を実現するための一助となりたいと考えています。
メノキの「メ」は「目」であり「芽」です。「キ」は木。木の芽を吹かせ、心の目を育てあげていきます。
当社では書店などの流通も視野に入れた自費出版(エッセイ、自叙伝、歌集、句集、写真集など)の制作のほか、文章作りの手助け、リライト作業などの相談もお受けしています。
メノキ書房
デジタル優先の時代、あえて紙の媒体にこだわり出版社を立ち上げました。本を手に持ち、一枚一枚ページをめくる。紙の質感に触れ、インキの匂いを嗅ぎながら言葉が紡ぐさまざまな世界をワクワクしながら楽しんでいただきたい―それがメノキ書房の願いです。好きなもの、伝えたいものを、愚直に、わがままに作り続けていきたいと思っています。短い言葉で想像の羽をどこまでも広げられる絵本を中心に、障害を持つ人も持たない人も、誰でもが読書を楽しめる書籍の出版を息長く続けていきたいと願っています。
新着情報
『みえなくなったちょうこくか』イタリア語版をオメロ触覚美術館館長夫妻に贈呈
絵本『みえなくなった ちょうこくか』をイタリア語訳し、イタリア・オメロ触覚美術館のアルド・グラッシーニ館長夫妻にお届けしました。届けてくださったのは、同美術館を紹介したドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」の監督、岡野晃子(こうこ)さん。
館長ご夫妻は共に全盲で、お二人の熱い思いが原動力となって同美術館は誕生しました。所蔵作品はすべてが触って鑑賞できる彫刻作品で、開館から20数年たった現在、国立美術館として視覚の状態に関係なく多くの人が訪れています。
イタリア語版を朗読してくださったのは岡野さんの知人のミケイラさん。絵本と一緒に託した彫刻家で絵本のモデル、三輪途道さんの小さな彫刻作品をお二人が手で触って鑑賞してくださいました。
絵本は、翻訳家の朝岡直芽さんが心を込めて訳してくださいました。
とっても素敵な絵本に仕上がっています。
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登半島を大きな地震が襲いました。建物の倒壊や火災に巻き込まれた方、津波の被害に遭われた方々、心よりお見舞い申し上げます。
地震が起きた直後に金沢市在住の知人へ連絡を入れたところ、その方の周辺は大きな被害に遭うことはなかったそうです。しかし、その方のご実家がある能登は被害が甚大だったようで、「墓所の墓石が倒れてしまっただろうからすぐにも行きたいところだけれど、しばらくは無理でしょう」と話しておられました。今も余震が続き、不安な時を過ごしていらっしゃることと思います。一日も早く心身ともに落ち着きを取り戻されることをお祈りいたします。
期限限定 配送無料!
メノキ ギャラリー
Menoki Galleryメノキ書房とかかわりの深いアーティストの作品を紹介、販売します。 第一弾として、メノキ書房刊 詩画集『かべとじめん』の原画を販売します。