『みえなくなったちょうこくか』イタリア語版をオメロ触覚美術館館長夫妻に贈呈

2024/01/20

 絵本『みえなくなった ちょうこくか』をイタリア語訳し、イタリア・オメロ触覚美術館のアルド・グラッシーニ館長夫妻にお届けしました。届けてくださったのは、同美術館を紹介したドキュメンタリー映画「手でふれてみる世界」の監督、岡野晃子(こうこ)さん。

 館長ご夫妻は共に全盲で、お二人の熱い思いが原動力となって同美術館は誕生しました。所蔵作品はすべてが触って鑑賞できる彫刻作品で、開館から20数年たった現在、国立美術館として視覚の状態に関係なく多くの人が訪れています。

 イタリア語版を朗読してくださったのは岡野さんの知人のミケイラさん。絵本と一緒に託した彫刻家で絵本のモデル、三輪途道さんの小さな彫刻作品をお二人が手で触って鑑賞してくださいました。

 絵本は、翻訳家の朝岡直芽さんが心を込めて訳してくださいました。

とっても素敵な絵本に仕上がっています。

 

 

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