『爺さんとふたり』第31話 家へ帰ろう
桜が咲き誇る今日この頃。入学式や入社式など新たなスタートを切った方々、おめでとうございます。
自分も何か新しいことにチャレンジしようと思いましたが…春眠暁を覚えず。やる気を夢のなかに忘れてしまう毎日です。
さて、前回は…
順調だった爺さんのホームでの生活が、ひと月もたたないうちに岐路に立たされたお話でした。爺さんの命をつないでいた胃ろうによる経管栄養摂取の取り扱いが、施設の運営会社から問題視されたのでした。私に突きつけられたのは「訪問看護を連日にするか、できない場合は施設を退所していただく」という厳しいものでした。
解決に向けて話し合いを続けたものの、結果は「退所」の方向へ。
本日は、
『爺さんとふたり』 第31話「家へ帰ろう」
をお送りいたします。


いかがでしたでしょうか。
ホ―ムを退所しなければならないことになり、行く道は2つに分かれました。一つは「新たな施設を探す」。もう一つは「在宅での介護」。どちらにしても険しい道のりに思えました。頭を抱える私に、O先生と共に働く訪問看護師Hさんがこんな言葉をかけてくれました。
「在宅介護でもやれると思いますよ。私たちが全面的に協力します。後はあなたの気
持ちだけですよ」
この言葉に、私は爺さんを家に連れて帰ることを決心したのでした。リアル介護の日々の始まりでした。
次回は 2026年5月1日(金) 第32話「天の助け」午前10時頃 更新予定です。
次の『爺さんとふたり』もぜひ!楽しみにお待ちください!
