見えない人、見えにくい人、見える人、その誰もが楽しめる本を多くの人に届けたい―これがメノキ書房の願いです。障害の有無にかかわらず誰でもが読書を楽しめる、そんな社会を実現するための一助となりたいと考えています。
メノキの「メ」は「目」であり「芽」です。「キ」は木。木の芽を吹かせ、心の目を育てあげていきます。
当社では書店などの流通も視野に入れた自費出版(エッセイ、自叙伝、歌集、句集、写真集など)の制作のほか、文章作りの手助け、リライト作業などの相談もお受けしています。
メノキ書房
デジタル優先の時代、あえて紙の媒体にこだわり出版社を立ち上げました。本を手に持ち、一枚一枚ページをめくる。紙の質感に触れ、インキの匂いを嗅ぎながら言葉が紡ぐさまざまな世界をワクワクしながら楽しんでいただきたい―それがメノキ書房の願いです。好きなもの、伝えたいものを、愚直に、わがままに作り続けていきたいと思っています。短い言葉で想像の羽をどこまでも広げられる絵本を中心に、障害を持つ人も持たない人も、誰でもが読書を楽しめる書籍の出版を息長く続けていきたいと願っています。
新着情報
『爺さんとふたり』 第9話 「あふれ出たモノ」
春が来たと喜んでは冬に逆戻り。
二分咲きの桜を眺めながら、このまま春は来ないのでは…と、そう思わざるを得ない寒さに身を縮こませております。
前回爺さんは部屋で転倒し、坐骨神経痛を発症してしまいます。
今回は、坐骨神経痛の治療のために入院した整形外科病院での出来事。
入院しても、爺さんは爺さんでした。
本日は、
『爺さんとふたり』 第9話 「あふれ出たモノ」
をお送りいたします。
いかがでしたでしょうか。
じっとしてれば乾くとはいえ…寝ている時は背中が冷えるだろうにというかなんというか…おねしょをしてしまった子供のように頑固な態度をみると
「まだまだ爺さんは元気だな」と思ってしまいます。
次回は 4月15日(火) 第10話「」午前10時頃 更新予定予定です。
『爺さんとふたり』 第8話 「悪夢の始まり」
勝手なことを言う爺さんに腹が立ったり、好奇心に笑ったり、服用薬にてんやわんやしたりと、慌ただしくも楽しい日常を爺さんとふたりで過ごしていました。
築94年の家を大リフォームし、家も気持ちも新たに、再びてんやわんやの日常を送れるとばかり思っていた矢先のこと「悪夢」の幕開けとなってしまいます。
ナント、爺さんが部屋で転倒。
それがきっかけで、プレ介護からリアル介護へと。
どの家庭でも起こり得る小さな事故は、爺さんの日常を大きく変えて行くことになるのです…
本日は、
『爺さんとふたり』 第8話 「悪夢の始まり」
をお送りいたします。
いかがでしたでしょうか。
爺さんのいつもの元気な口調に、まぁ大丈夫だろう、と思っていたのですが…まさかここから本格的な介護の始まりとなろうとは、この時は予想もしていませんでした。
次回は 4月1日(土) 第9話「あふれ出たモノ」午前10時頃 更新予定予定です。
『爺さんとふたり』 第7話 「爺さんはコドモ以下」
春が来た…!
と思わせてくれるような。そんなホカホカの陽気に誘われて、散歩の道のりをついつい長くしてしまいます。
近場の梅林からは白梅の香り。地面からはフキノトウの頭がひょっこり。公園では子ども達がきゃーきゃーと嬉しそうな声を上げながら半袖で駆け回る。
同時に花粉も大量に飛散しておりますが…皆様お元気でしょうか。
前回の「爺さんはワフウ」は、タートルネックを徳利セーターと言ったり、週刊誌の広告に書かれた横文字に知的好奇心をくすぐられたりと、爺さんのお茶目な一面を見ることが出来ました。
そして本日は、
『爺さんとふたり』 第7話 「爺さんはコドモ以下」
をお送りいたします!
ご飯の時間にとにかくウルサイ爺さんのために、主人公「私」の日々の苦労は計り知れず…
献立から買い出し、片付けまで一手に引き受けてこなす毎日。
ある日の昼食にそれは起こりました…
『爺さんとふたり』 第7話 「爺さんはコドモ以下」いかがでしたでしょうか。
声を掛けるにしたってもうちょっと気が遣えないもんかな~などなど思ってしまいますが…これが爺さん。

メノキ ギャラリー
Menoki Galleryメノキ書房とかかわりの深いアーティストの作品を紹介、販売します。 第一弾として、メノキ書房刊 詩画集『かべとじめん』の原画を販売します。