見えない人、見えにくい人、見える人、その誰もが楽しめる本を多くの人に届けたい―これがメノキ書房の願いです。障害の有無にかかわらず誰でもが読書を楽しめる、そんな社会を実現するための一助となりたいと考えています。
メノキの「メ」は「目」であり「芽」です。「キ」は木。木の芽を吹かせ、心の目を育てあげていきます。
当社では書店などの流通も視野に入れた自費出版(エッセイ、自叙伝、歌集、句集、写真集など)の制作のほか、文章作りの手助け、リライト作業などの相談もお受けしています。
メノキ書房
デジタル優先の時代、あえて紙の媒体にこだわり出版社を立ち上げました。本を手に持ち、一枚一枚ページをめくる。紙の質感に触れ、インキの匂いを嗅ぎながら言葉が紡ぐさまざまな世界をワクワクしながら楽しんでいただきたい―それがメノキ書房の願いです。好きなもの、伝えたいものを、愚直に、わがままに作り続けていきたいと思っています。短い言葉で想像の羽をどこまでも広げられる絵本を中心に、障害を持つ人も持たない人も、誰でもが読書を楽しめる書籍の出版を息長く続けていきたいと願っています。
新着情報
爺さんとふたり』 第19話 「要介護5」
まだ夏日は時々ありますが、やっと秋が到来しましたね。
スポーツや食欲、読書の秋とは言いますが、この寒暖差に少なからず体調に不調をきたしている方もいらっしゃるかと思います。身体を冷やしすぎず、食べて・寝て・遊ぶ。
どうかご自愛くださいませ。
さて、前回は危篤状態から奇跡の復活を遂げた爺さん。喜びもつかの間、病院から突如突き付けられた「即退院宣言」。寝たきりの爺さんの介護をする準備が整っていなかった為、てんやわんやの私。まずは介護保険やサービスを利用するために必要な「介護認定」を申請するお話でした。
本日は、
『爺さんとふたり』 第19話 「要介護5」
をお送りいたします。
いかがでしたでしょうか。
「要介護5」ともなれば入所できる場所があるはず…!と考えていた私にとって、この事態は予想外でした。
爺さんに合った施設を吟味するどころか、入所の申し込みが出来るかも怪しい。でも、私がなんとか動かないと退院後の居場所も、適切な介護も受けられない。
本当に切羽詰まった状況なのです。
次回は 10月15日(水) 第20話「退院後の居場所」午前10時頃 更新予定です。
『爺さんとふたり』 第18話 「介護認定申請」
夏休みも終わり、秋の訪れを感じ始め…られないほど暑いですね。
人間でも参ってしまう連日の残暑に、秋の草花たちと再び無事に会えるのか少々不安になってきます。
さて、前回は驚異の回復力により蘇った爺さん。喜びもつかの間、医師からの唐突な「退院勧告」。主人公・私は「介護認定」という壁にぶつかり焦りまくっておりました。
本日は、
『爺さんとふたり』 第18話 「介護認定申請」
をお送りいたします。
いかがでしたでしょうか。
医師からの「退院勧告」を受けた爺さんは「寝たきり老人」。生活のすべてを介助してもらわなければならないのだが…介護認定がまだだった!
申請までは済ませていたので手続きはスムーズだったが、施設探しが前途多難の予感…
私の希望と爺さんの現状に合致した施設は見つかるのでしょうか…
次回は 10月1日(水) 第19話「要介護5」午前10時頃 更新予定です。
『爺さんとふたり』 第17話 「突然の退院勧告」
今年もお盆の季節ですね。
朝用意した切り花も、夕方にはしんなりしてしまうほど室内も暑い。
夕立ちなどを当てにせず、適切に冷房を使用して快適に安全にお過ごしください。
さて、前回は人工呼吸器を不要とした爺さんの回復力に驚きつつ、今後の誤嚥性肺炎の防止策として施術した「胃ろう」によって、更に回復力を増し髪や肌に艶が出るというもはや健康体一歩手前になったのでは…と私と妹は喜んでいたのですが…
本日は、
『爺さんとふたり』 第17話 「突然の退院勧告」
をお送りいたします。
いかがでしたでしょうか。
まさかこうもあっさりと「退院」を言い渡されるとは夢にも思わず。慌てふためく私。だって爺さんの「介護認定」の申請がまだだったから…
魔物のような回復力を見せても、爺さんの「寝たきり」「生活全介助」「胃ろう」は私に容赦のない現実を突き付けてくるのであった。
次回は 9月1日(月) 第18話「介護認定申請」午前10時頃 更新予定です。

メノキ ギャラリー
Menoki Galleryメノキ書房とかかわりの深いアーティストの作品を紹介、販売します。 第一弾として、メノキ書房刊 詩画集『かべとじめん』の原画を販売します。